相 続 Q&A

 

相続についての法律手続やよくあるトラブルや疑問に具体事例を用いてわかりやすく解説します。

相続とは

相続とは、亡くなった方(被相続人といいます)の財産や権利・義務について承継することです。

財産等を承継する人(相続人といいます)は、民法で定められています。

被相続人の一身に専属したものは相続財産に含まれません(民法896条)

相続において(場合によって)必要となる各種法律手続や用語については「相続手続」をご覧下さい。

相続の流れについては「相続の流れ」をご覧下さい。

           

※ 相続人の中で認知症の方や判断能力が不十分な方がいた場合
  →成年後見Q&A「遺産分割協議」をごらんください。

  

           

 Q1  遺留分

私(A)の父が亡くなった後に遺言書がでてきました。
遺産は不動産と現金です。
相続人は、母と姉と弟なのですが、遺言では私の相続分だけがゼロで姉と弟が1/4母が1/2でした。
私は相続分を取得できないのでしょうか?

            A1

(質問についての回答解説はAをクリックしてください。)

           

 Q2  特別受益

私(A)の父が亡くなりました、相続人は私と妹(B)です。
遺産分割について、妹は同等での分割(1:1)を主張しますが、妹は父の生前、父から生活の保障としてマンションや現金を贈与されています。
私は学費について父から支援を受けましたが、それは妹も同様です。
どう考えても、遺産を半分半分にすることは不公平だと思いますが、妹から「私の主張は法定相続どおりの相続分なので、裁判になったらお兄さんの主張はとおらないわよ」といわれました。
法律上は妹の主張が正しいのでしょうか?

            A2

           

Q3  寄与分

私(A子)の父が亡くなりました。
相続人は私と弟(B)です。
父は生前寝たきりだったので、5年間介護をしてきました。
私は職を辞めたうえで実家に転居をして無償で介護をしてきた次第です。
しかるに弟は、「姉さんは実家で家賃相当額を支払わず、無償で居住していて利益を享受しているのだから相殺して貴方の貢献はゼロだ」と主張します。
自分は親の世話もしないで私一人に押し付けておきながら何と勝手ないいぶんだと憤慨しています。

            A3

           

Q4  
相続人不在 不在者の財産管理

先日、私(A)の父が亡くなりました。
相続人は私と弟(B)と妹(C子)ですが、弟は2,3年前から消息不明になり、連絡がとれません。
連絡が取れない弟は除外して私と妹で遺産分割協議をやった場合、問題があるでしょうか?

            A4

           

Q5
遺言の内容と異なる遺産分割の有効性

父が死亡しました。
相続人は母(B子)と私(A)と妹(C子)です。
父の遺言には、「遺産は、妻B子が6/8、Aがゼロ、C子が2/8相続するものとする」と記載されていました。
遺言の指定分と異なる相続分にすることはできないのでしょうか?

            A5

           

Q6  
生命保険金は相続財産か?

私(A)の父がなくなり、相続人は、私と母と弟、妹です。
父が生前保険掛金を支払っていた生命保険があるのですが、受取人は妹だけであり、私や母は保険金を受け取れませんでした。
保険金は相続財産ではないのでしょうか?

            A6

           

Q7  相続財産(遺産)の範囲

私の父が亡くなりました。
父の残した財産はすべて相続財産と考えてよいのでしょうか?
また年金や保険、死亡退職金等はどうなるのでしょうか?

            A7

           

Q8  
遺言書が出てきた場合の処置

父が亡くなって遺言書が出てきたのですが、これからどうすればよいのですか? 

            A8

                       

Q9 
相続人欠如の遺産分割協議の有効性

私(A)の父が亡くなり、相続人である私の母(B子)と妹(C子)の間で遺産分割協議を行い、遺産を分割したのですが、その後、父の娘だと名乗る者(D子)が現れ、自分の権利の主張をしました。
調べてみると、父の(D子に対して自分の子であると)認知した事実が判明しました。
この場合、再度遺産分割をやりなおさなければならないのでしょうか?

            A9

                       

 Q10 遺産分割の禁止

私(A)の父が亡くなりました。
遺言はありません。

父は個人商店である布団屋をやっていました。
私も父を継ぐ形で事業を手伝っていました。

相続人は私と弟の二人です。
弟は「事業は将来性が無いから、商店の土地建物については売却して代価を2人でわけよう」と言っています。

私の考えは、(商店は)祖父の代からの商店で地域とのつながりもあり、なにより私の生活の糧ですから、弟の意見には賛同できません。

私の希望としては、商店の事業資金借入の返済をするための期 間としてしばらくの間、遺産を分割できないような(現状維持)措置は取れないものでしょうか?     

A10

                       

Q11
非嫡出子の相続分に関する民法改正

最近、最高裁の判決が出て、民法の非嫡出子の相続分に関する規定が改正され、非嫡出子と嫡出子の相続分が同等になったと聞きました。

改正について詳しく教えてください。

    

A11

Q12
遺産分割協議のやり直し(再分割)の有効性

私(A)の父が無くなり、母と私と妹が相続しました。
当初、父の有価証券については私が相続することについて母(B)と妹(C)の同意があり、私名義に名義変更しました。
また相続不動産については、法定相続分に基づいて、母と妹と私との共有で「相続」を原因とする登記をしました。
しかし、税務署で相続税について相談したところ、私の家の相続の場合、母が遺産を全て取得することにした場合、「配偶者控除」の制度を利用すれば、大幅に節税できることがわかりました。
一旦遺産の名義変更はしましたが、遺産分割協議を(再度)行って遺産分割のやりなおしはできますか?

    

A12

スペース

           

 Q13
遺産分割協議の対象となる財産・ならない財産


私の母が亡くなりました。

相続人は、私Aと妹(B)弟のCです。
先ず、被相続人である母の預金口座の金額について協議しようとしたら、法律の勉強をしている妹が兄さん、預貯金は遺産分割の対象にすることはできないのよ。
」といわれました。

遺産分割協議で自由に取得分を決められないのでしょうか?

A13

スペース

           

 Q14
主債務の相続放棄と消滅時効の援用

私(A)は父Bが銀行から借りた借金の保証人をしています。
父は銀行との契約どおり返済をしていましたが、4年前から返済できなくなり、先月亡くなりました。
銀行からの借入は5年間で消滅時効にかかると聞きました。
私が父の借金を受け継いだ場合、父の時効の期間も受け継げますか?
また、私が相続放棄をした場合、私の保証債務はどうなりますか?

A14

スペース

           

 Q15
遺産分割協議で円滑に協議が進まない

(協議に参加してくれない 議論が平行線)父が亡くなりましたが、父の遺産は、自宅の土地建物と現金だけです。
  私(A)は、父と同居していたので、私が居住している建物が相続財産になるので、私としては、現金を他の兄弟に相続してもらい、私が土地建物を相続したいと考え、遺産分割協議をしようと相続人である弟Bと妹Cに通知をしましたが、妹は話し合いのテーブルについてくれません。
何度も連絡をとりますが、電話には出ず、訪問しても玄関を開けません。
弟とは話し合いをしたところ、弟は商売のために遺産である土地建物がほしいと主張して話し合いは平行線です。

A15

スペース

相続に関するご相談について

「相続放棄」「限定承認」「遺留分減殺請求」「遺産分割」「相続登記」他相続に関してお悩みの方又はご依頼の方は「問い合わせ」よりご相談・ご依頼下さい。

相談無料です。

相談方法は「事務所での面談」「メールによる相談」「LINEによる相談」(下記参照)とご都合に合わせて対応しています。

   LINEでの無料相談


当事務所はスマートフォンアプリのLINEのトーク画面により「無料相談」も行っています

詳しくは「LINE相談」のページをご覧下さい。

友達追加ボタンから友達になっていただきご利用下さい。
ご相談については「LINE相談」の手順をお読み下さい。

友だち追加数

           

    ご相談内容の秘密厳守

司法書士は、司法書士法24条で「業務上(~中略~)知りえた秘密」を「他に漏らしてはならない」とされています。
司法書士の守秘義務)

又、当事務所では、過去の全ての相談、受任事件においても守秘義務違反に該当する事故は1件もありません。
安心してご相談下さい。

労 働 問 題

債 権 回 収

相 続 問 題

法 定 後 見
任 意 後 見
成 年 後 見

建物明け渡し

消費者問題

裁判手続き

不動産問題

事務所案内


お問い合わせ
手続

 事務所の特徴

地域の相談所:ご相談も依頼も速やかに正確に不便なく対応できます。
地域の人にとって安心の高知県(幡多郡)四万十市中村所在の司法書士事務所です。
事務所の所在地域
高知県西部、幡多郡(四万十市、黒潮町、土佐清水市、宿毛市他)
方針: 誠実に業務を行います。
費用分割: 費用のお支払いは原則分割です。
依頼者の納得の上での受任: インフォームドコンセント(正しく充分な説明を受けた上での同意)での委任をうけます。

幡多郡四万十市の司法書士相談所です。

   


いいねをつけてもらうと嬉しいです。

友達になってください。
LINEのトーク画面から無料相談やってます。

フォロワーになってください。


フォローしてください。

フォローしてください。